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SIXPAD(シックスパッド)は効果なし?1日23分で割れた腹筋は本当か。

   

sixpadのトップ画像(画像引用元:MTG)

© MTG CO.,LTD

サッカーポルトガル代表の、クリスティアーノ・ロナウド選手を広告塔に使ったCMでおなじみの、トレーニンググッズ「SIXPAD(シックスパッド)」。

アブトロニックやスレンダートーンなどと同じ、付けるだけで筋トレの効果がある、「EMS」というトレーニンググッズの1つです。

今回は、そんな夢のようなトレーニンググッズ、シックスパッドについて、その効果と仕組みをわかりやすく解説していきます。

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EMSとは

sixpadのgif(画像引用元:MTG)

© MTG CO.,LTD

EMSは”Electrical Muscle Stimulation”の略称です。日本語に直訳すると「電気的筋肉刺激」という意味があります。

その名のとおり、「低周波シグナル」と呼ばれる微力の電気を筋肉に流し、その刺激で筋肉を強制的に収縮させるトレーニング方法です。

通常のウェイトトレーニングとは異なり、脳からの指令で筋肉を動かすわけではないため、本人の意思を介さず、筋肉を鍛えることができます。

EMSの歴史は意外に古く、最初の研究は18世紀中頃に静電気を利用した筋肉治療だと言われています。最新の科学技術を凝縮したような印象を持つEMSですが、実は約200年もの、長い歴史がある筋トレグッズなのです。

シックスパッドとは

2種類のトレーニンググッズ

absfitとbodyfit(画像引用元:MTG)

© MTG CO.,LTD

シックスパッドというのは、商品名ではなくブランド名です。そのため、実は「シックスパッド」という名前の商品は存在しません。

EMSトレーニンググッズとしてのシックスパッドには、腹筋を鍛えることができる「Abs Fit(アブズフィット)」と、腹斜筋(脇腹)、上腕筋(二の腕)、大腿筋(太もも)などを鍛えることができる「Body Fit(ボディフィット)」の2種類があります。

どちらも、シリコン製のパッドを鍛えたい場所に貼りつけて使用します。パッドのスイッチを押すと、トレーニングに適した低周波が23分間流れ、筋肉を刺激して発達させます。

シックスパッド開発の経緯

株式会社MTG

シックスパッドを開発したMTG(画像引用元:MTG)

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アブトロニック、スレンダートーン、レッグマジック、ワンダーコアなど、日本では毎年、様々なダイエットグッズがブームになっています。

シックスパッドも、これらに似たダイエットグッズの一つという印象を持っている人も多いかもしれませんが、実はシックスパッドは先に挙げたダイエットグッズとは、販売までの経緯が違います。

アブトロニックやスレンダートーンは、海外の企業で開発され、人気が出た商品を、日本のショップジャパン(オークロンマーケティング社)が販売権を買い取り、輸入の形で販売をしていました。

一大ブームを巻き起こした、ビリーズブートキャンプやコアリズムなども、その一つです。

シックスパッドを開発したのは、名古屋に本社を置く日本の企業、株式会社MTGです。

1996年に創業のMTGは、美容機器やフィットネス製品を扱っている会社で、@coameの年間ベストコスメ賞を受賞した「ReFa CARAT」の開発、製造でも知られています。

シックスパッドは、日本の企業が開発した、Made in Japanのトレーニンググッズなのです。

クリスティアーノ・ロナウド

MTGとクリスティアーノロナウド(画像引用元:MTG)

© MTG CO.,LTD

シックスパッドを語る上で、欠かせない人物の一人が、サッカーポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド選手。年間で最も活躍したサッカー選手に贈られる「バロンドール」を3度授賞している、名実ともに世界一のサッカー選手です。

甘いルックスと、6つに割れたシックスパックの腹筋の持ち主としても有名で、モデルとしても活躍しています。

シックスパッドには、毎日、腹筋運動を3,000回することでも有名な、クリスティアーノ・ロナウドのハードなトレーニング理論が導入されており、単なるモデル、愛用者としてでなく、開発の段階から監修として深く携わっています。

森谷敏夫

森谷敏夫教授(画像引用元:MTG)

© MTG CO.,LTD

シックスパッドを語る上で、ロナウドの他にもう1人重要な人物がいます。それが、京都大学大学院の森谷敏夫名誉教授です。

著書には「結局、炭水化物を食べればしっかりやせる!」「京大の筋肉」などがあり、その革新的なトレーニング理論は、日本テレビの人気番組「世界一受けたい授業」など、多数のメディアに取り上げられています。 森谷教授は、日本でまだスポーツ医学が進んでいなかった1980年、いち早くスポーツ先進国アメリカの南カリフォルニア大学大学院で、最先端の運動医科学を学び、以来30年以上、EMSをはじめ、様々なトレーニング理論を研究しています。

シックスパッドには、森谷教授の研究の集大成である「20Hz理論」が採用されています。

シックスパッドのメカニズム

20Hz理論

シックスパッドの20Hz理論

Moritani et al. Exp Neurol 88:471-483,1985

Hz(ヘルツ)とは、電磁波の放射を初めて生成したドイツの物理学者ハインリヒ・ルドルフ・ヘルツにちなんで付けられた単位で、周波数、振動数の計測に使用されます。「1秒間に1回の周波数・振動数」が1Hzと定義されています。

シックスパッドには、森谷教授の研究から導き出された、筋肉の成長に最適な周波数である、周波の波(山と谷で1組)が1秒間に20回繰り返す「20Hz」が使用されています。

他社のEMSトレーニンググッズは、約1,500Hzの中周波が一般的で、中には4,000Hz以上の高周波が搭載されている商品もあります。

しかし、森谷教授が運動医科学の観点から、複数の周波数を使用して筋肉の発達を比較、検証したところ、筋肉を最も効率的に鍛えることができる周波数は、実は20Hzであることを発見しました。

筋肉は収縮と弛緩を繰り返すことにより発達しますが、30Hz以上の周波数の場合、収縮と弛緩のテンポが速すぎ、「high frequency fatigue 」という状態に陥り、筋肉の張力が低下してしまいます。

その結果、筋肉を鍛えるための神経生理学的な条件を満たすことが出来なくなるのです。

CMMパルス

シックスパッドのCMMPULSE

© MTG CO.,LTD

20Hz理論により、筋肉を効率よく鍛えるためには20Hzの刺激が必要だとわかりましたが、そこには一つ、大きな問題がありました。

それは、低周波には人体の電気抵抗が大きいため、皮膚の表面に焼きつくようなピリピリとした痛みがあるという点です。

肘や膝などの関節や、肩、腰の治療に用いられる低周波治療器では、約120Hzの低周波が使われていますが、約6倍も周波数が高い120Hzでも、かなり痛みを感じますので、本来であれば、20Hzの低周波は悶絶するレベルの痛みになります。

それを克服したのが、「CMM Pulse(パルス)」という、MTGの技術です。

ウォームアップからクールダウンまで、23分間続く一連のプログラムで使用されているこのオリジナルの波形は、MTGが誇るメイドインジャパンの技術力、クリスティアーノ・ロナウドのトレーニング理論、森谷教授による世界最高峰のEMS理論の3つが融合した、革命的な独自技術です。

シックスパッドの最安値

シックスパッドには、中国製やインド製の偽物や、似た名前の類似品が多数市場に出回っています。これらの商品は、シックスパッドの肝である、20Hzの低周波が導入されていません。

そのため、その効果は期待できないでしょう。購入を予定している方は必ず正規販売店「MTG(エムティージー)」で購入しましょう。

正規販売店「MTG(エムティージー)」

 楽天市場の正規販売店

まとめ

    シックスパッドの最大の特徴は、痛みを伴わない20Hzの低周波です。これにより、従来のEMSマシンよりも、より効果的に筋肉へ刺激を与えることが可能となりました。

    コードレスによる持ち運びの手軽さや、洗練されたデザイン性も含め、現時点においてEMSマシンの頂点に立つ商品と言えるでしょう。

    しかし、そんなシックスパッドですが、本格的なウェイトトレーニングで使用するトレーニンググッズとしては、正直おすすめできません。

    アスリートのように筋力を強くさせたり、ボディビルダーのように筋肉を大きく発達させるためには、あくまでも筋肉を限界まで酷使することが必要なため、シックスパッドでは負荷が軽すぎるからです。

    そのため、シックスパッドの使用だけで、クリスティアーノ・ロナウドのように肥大化したシックスパックを手に入れることは不可能といえるでしょう。

    しかし、トレーニング後の追い込みに使用する筋トレ補助グッズとしては、かなり優秀です。それこそ、ロナウドのようなトップアスリートにも使用をおすすめできます。

    普段あまり運動をしない人にはダイエットグッズとして、本格的にトレーニングする人にとっては筋トレ補助グッズとして使用するといいでしょう。

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