体幹を鍛え、バランス感覚が向上するバランスディスク。
もともとは「DYJOC(ディジョック)」というリハビリトレーニングに使われる医療器具でしたが、現在は自宅用の筋トレグッズ、ダイエットグッズとしても人気があります。
そんなバランスディスクには、バランスクッションとバランスボードという、2種類があります。
種類が違うと、同じバランスディスクでも、使用方法や対象者が違うため、耐荷重や価格に大きな差があります。
しかし、多くのバランスディスクおすすめランキングでは、これらの違いを理解せず、一律に比較したランキングになっています。
これでは、正しいバランスディスク選びができません。
そこで今回は、種類別のバランスディスクおすすめランキングを紹介します。
それぞれのバランスディスクの効果の違いを理解し、自分に合っているバランスディスクを選びの参考にしてください。
バランスディスクの種類
バランスクッション
バランスクッションは、空気が入ったクッションの上でバランスを取るトレーニングアイテムです。
空気量を変えることで、浮遊感(難易度)を自由に調整することができます。
簡単かつ安全に乗ることができるため、ダイエットやリハビリをしたい人向けのバランスディスクといえるでしょう。
慣れれば、幼稚園入学前の子どもでも楽しんで乗ることができるので、小さい子どもからお年寄りまで、家族で共有して使いたい人にもおすすめです。
トレーニングアイテムとして、バランスクッションが本領を発揮するのは、2つ揃ったときです。
足幅を自由に変えることで、立って行うトレーニングの幅が一気に広がります。
特に、ゴルフや野球、スクワットなど、スタンス幅を意識したトレーニングをしたい場合に重宝するでしょう。
通常より難易度が低い、ドーム状に膨らんでいる「バランスドーム」、クッション表面に滑り止め突起が付いている足つぼ商品など、バリエーションも豊富です。
バランスボード
バランスボードは、不安定なボードの上に乗ってバランスを取るトレーニングアイテムです。
バランスクッションとは違い、空気を入れる必要がありません。
バランスボードには、スケートボードのような長方形型と、円盤型の2種類があります。
どちらもバランスを維持する難易度が高いため、自宅で本格的なバランストレーニングをしたい人向けのバランスディスクといえるでしょう。
サーファーやスキー選手など、バランス感覚が重視されるアスリートにも多く愛用されています。
耐久性や耐荷重は高いですが、その分本体が大きくて重い、床が傷つきやすいなどのデメリットがあります。
ランキングの算出方法
バランスディスクおすすめランキングでは、次の3点を比較してランキングを作成しています。
品質
バランスディスクの品質には大きな差があります。特にバランスクッションは当たり外れが大きく、ゴムの厚みが不均等で、空気を入れるといびつに膨らむ商品もあります。
品質は、私が実際に手に取った時の使用感で比較しています。客観性を担保するため、ショッピングサイトのレビューも購入前に確認してください。
耐荷重
各メーカーは、バランスディスクに耐荷重を設定しています。耐荷重が高いほど、壊れにくく、トレーニングの幅が広がります。そのためこのランキングでは、耐荷重が高い商品ほど高い評価にしています。耐荷重が非公開の場合は、メーカーに直接、電話で確認しています。
価格
ほとんどのバランスディスクは、定価から大幅に値引きして販売されています。そのため、定価で比較してしまうと、実際のコストが分かりません。このランキングでは、大手ショッピングサイト3社(楽天市場、amazon、Yahoo!)における最安値価格を比較しています。これにより、より実際に近い価格で比較することができます。
バランスクッションおすすめランキング
第1位 GronG(グロング)
Balance Disc(バランスディスク)
基本情報
サイズ:直径33cm×高さ12cm
カラー:6色(ブルー、レッド、シルバー、ピンク、パープル、ブラック)
最安値:1,680円(2 位 / 5 位)
耐荷重:約200kg(1 位 / 5 位)
GronG バランスディスクの特徴
大阪市内でトレーニングジムの経営もしているフィットネスメーカー「GronG(グロング)」のバランスクッションです。
バランスクッションでありながら、約200kgという圧倒的な耐荷重を誇ります。
空気を入れることで、高さが12cmまで上がるため、浮遊感も他メーカーの商品より優れています。
ディスクには、滑り止めの凹凸が少ない面と多い面があり、好みの刺激で使い分けることができます。
品質、耐荷重、価格、全てが優れている、現時点における最高のバランスクッションです。
迷ったらこの商品を選べば間違いないでしょう。
ただし、一つ注意点があります。
GronG バランスディスクには、空気穴が弱い「初期版」と、不具合を改善した「改良版」の2種類があります。
現在、ショップでは、在庫処分をするため、両方が売られています。
購入する場合は、必ず「改良版」と書かれている商品を選びましょう。
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第2位 ALINCO(アルインコ)
エクササイズクッション
基本情報
サイズ:直径34cm×高さ7.5cm
カラー:2色(ブルー、ホワイト)
最安値:1,890円(3 位 / 5 位)
耐荷重:約100kg(2 位 / 5 位)
エクササイズクッションの特徴
仮設機材のリーディングカンパニー「アルインコ」のバランスディスクです。
安心・安全を第一に設計されており、万一破けた場合でも破裂せず空気が抜ける「ノンバースト仕様」が採用されています。
商品は空気が入ったまま到着するため、開封後すぐに使えます。
バランスクッションの初期不良で最も多い、空気入れに関するトラブルの心配がありません。
いたずら盛りの子どもがいる家庭や、安全性を重視したい高齢者の方に特におすすめです。
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第3位 K&G
バランスクッションDX
基本情報
サイズ:直径33cm×高さ6cm
カラー:3色(ブルー、ピンク、グレー)
最安値:2,200円(4 位 / 5 位)
耐荷重:約80kg(4 位 / 5 位)
バランスクッションDXの特徴
埼玉県に本社がある株式会社ケイアンドジイのバランスディスクです。
凹凸がないツルっとした表面が特徴的で、つや消しの仕上げをしているため高級感があります。
耐荷重は約80kgと少し物足りませんが、浮遊感は十分です。
刺激が不要な人、苦手な人に特におすすめです。
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第4位 DABADA(ダバダ)
Balance Disc(バランスディスク)
基本情報
サイズ:直径35cm×高さ10cm
カラー:4色(ブルー、レッド、イエロー、ピンク)
最安値:1,280円(1 位 / 5 位)
耐荷重:約100kg(2 位 / 5 位)
DABADA バランスディスクの特徴
フィットネス用品だけでなく、テントやシュラフなどのアウトドア用品も販売している「DABADA(ダバダ)」のバランスクッションです。
耐荷重約100kgという頑丈さがありながら、1,500円を下回る、圧倒的な価格の安さが魅力です。
ただし、中国製のためか、その品質には商品ごとに当たり外れがあります。
中には、空気入れが破損している、ディスクの形がいびつなど、明らかな不良品もあるようです。
多少の不備は気にしない、とにかく安いバランスディスクが欲しい人におすすめです。
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第5位 HATAS(ハタス)
バランスディスク DK380
基本情報
サイズ:直径35cm×高さ6cm
カラー:1色(ピンク)
最安値:3,240円(5 位/ 5 位)
耐荷重:約80kg(4 位/ 5 位)
バランスディスク DK380の特徴
フィットネス用品専門の製造会社、秦運動具工業株式会社のバランスディスクです。
10年以上前からリニューアルせずに売れている、超ロングセラー商品です。
「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングのコーナーで、女優の長谷川京子さんがタモリさんにプレゼントした商品としても知られています。
品質、耐荷重、カラー展開、全てにおいて目立った特徴はありませんが、長く愛されています。
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バランスボードおすすめランキング
第1位 INDO BOARD(インドボード)
INDO BOARDの特徴
海外で「INDO BOARD(インドボード)」と呼ばれるバランスボードです。
ローラーとデッキが分離しているため、バランスを取る難易度が段違いに難しくなっています。
スケートボードやサーフィンなどの横乗り系スポーツをやっていないと、1秒乗ることもままならないでしょう。
リハビリ用、ダイエット用のバランスディスクとは一線を画します。
アメリカでは、サーフスクールの約8割がインドボードを採用しているそうです。
トップアスリートもオフトレーニングに使用する、最高難度のバランスボードです。
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第2位 バランスボードPRO
バランスボードPROの特徴
海外では「BONGO BOARD(ボンゴボード)」と呼ばれるスケートボードのようなバランスボードです。
ローラーは動くものの、デッキとは分離していないため、バランスを取る難易度はインドボードよりも簡単です。
しかし、それでも乗るのは難しく、乗れるまで数週間はかかるでしょう。
海外では、子どものバランス感覚向上のための遊具としても人気があります。
日本では、Fungoalというサッカー用品専門店が正規販売している「バランスボードPRO」が人気です。
耐荷重は約100kgあり、大人もレベルの高いバランストレーニングをすることができます。
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第3位 GronG バランスボード
バランスクッションおすすめランキング1位の、GronG(グロング)の円盤型バランスボードです。
長方形型バランスボードと比較すると、バランスを取る難易度が一気に下がります。
ただ乗るだけであれば、バランス感覚が弱い人でも、数秒キープすることができるでしょう。
デッキは木製になっており、耐荷重は約100kgです。
滑らないよう、デッキテープが装着されているので、靴下でも安全に乗ることができます。
バランスクッションでは物足りなくなった人の、ステップアップとしておすすめです。
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