マイプロテインザプレワークアウトプラスのレビュー

2019 11/10

2019年11月10日

プレワークアウトサプリは、運動前に摂取することで、トレーニングの質を向上させるサプリです。

マイプロテインでは、10種類以上のプレワークアウトサプリが販売されています。

その中でも、最高級、最高品質のプレワークアウトサプリが、THE PRE-WORKOUT+（ザプレワークアウトプラス）です。

マイプロテインでは、アスリート向けの「Proシリーズ」にラインナップされています。

今回は、このザプレワークアウトプラスの効果や味などを細かくレビューしていきます。

最高品質のプレワークアウトサプリを探している方は、ぜひ参考にしてください。

ザプレワークアウトプラスの特徴

レビューの前にまずは、ザプレワークアウトプラスの特徴について説明します。

ザプレワークアウトプラスには17種の成分が配合されています。

代表的な成分は、筋肥大に効果的なシトルリン（6g）、栄養ドリンクでおなじみのタウリン（1g）、ボディビルダーの山本義徳先生一押しのベタイン（1.5g）などです。

他社プレワークアウトサプリでも定番成分がしっかり抑えられています。

ザプレワークアウトプラスのおすすめポイントは、上記に加え5種の商標成分が配合されていることです。

まずは、この5つを簡単に解説します。

PhaseTech™カフェイン

マイプロテインが独自開発した栄養成分の段階的放出技術「フェーズテック」技術が採用されているカフェインです。

従来は1層構造であった原料形態を、微小のカプセルに包むことで2重構造にしています。

これにより、カフェインを体内に一気に取り込まず、持続的に取り込むことができます。

配合量は300mgとスターバックスのグランデサイズのコーヒー（470ml）と同程度です。

カフェインは、集中力の向上や最大筋力の向上などの効果があるため、トレーニングの質がはっきりと実感できるレベルで上がります。

VASO6™

VASO6™は、カリフォルニアに本社を置くCompound Solutions, Inc.の特許成分です。

ブドウ種子または緑茶抽出物に由来しています。

一酸化窒素（NO）により血管を拡張する効果があるため、NO系の一つに数えられています。

VASO6™には、ET-1という血圧上昇の原因となるペプチドホルモンの発現と分泌を阻害する効果があるため、血圧を低下させながら血管を拡張することができます。

そのため、アルギニン、シトルリン、アグマチンなどのNO系と違い、心臓と心血管系へ負担をかけずに筋肉のパンプアップが可能です。

またその効果も、アルギニンと比較して上表のように優れているという実験結果もあります。

AstraGin®︎（ｱｽﾄﾗｼﾞﾝ）

アストラジンは、カリフォルニアに本社を置くNuliv Science社の特許成分です。

漢方素材のキバナオオギとデンシチニンジンを1:1の比率で配合した、植物由来の原料です。

摂取することで小腸の働きが活発になり、一緒に摂取した栄養の吸収効率が上昇します。

特に、アミノ酸やビタミンの吸収率を大幅に向上させる効果が多くの検証で認められています。

上表の実験では、筋肉合成に欠かせないロイシンの吸収率を約58％も上昇させています。

BioPerine®（ﾊﾞｲｵﾍﾟﾘﾝ）

バイオペリンは、ニュージャージーに本社を置くSabinsa Corporationの特許成分です。

黒コショウの果実に含まれるピペリンという成分を95%以上で規格化した抽出物です。

アストラジンと同様に、同時摂取した栄養素の吸収を向上させる作用があります。

各成分に特別な処理を施さなくても、一緒に配合するだけで非特異的に生体利用率を向上できる手軽さから、世界中のサプリに採用されています。

上表の実験では、ビタミンB6の吸収率を飛躍的に上昇させていることが分かります。

ザプレワークアウトプラスの商品レビュー

高級感のあるパッケージ

マイプロテインの商品は、袋に入っているのが一般的です。

しかし、ザプレワークアウトプラスのパッケージは、高級感のある円筒です。

＋がついていないプロシリーズや、他社プロテインにもプラスチックパッケージはありますが、それらとは肌触りの良さがまるで違います。

ハイエンドプロテインにふさわしい、インテリアとしても使えるお洒落なパッケージです。

上部はスクリュータイプの空け口になっており、中はしっかりと密閉されています。

裏面に成分表示

成分表示や商品説明はパッケージの裏面に記載されています。

記載はすべて英語ですが、図表も書かれているので英語が苦手な方でも何となく読めるでしょう。

左下には、VASO6、アストラジン、バイオペリンの商標ロゴがあります。

私のような栄養成分マニアからすると、ライバル企業の特許成分まで採用した、栄養成分のオールスターみたいで興奮します。

マイプロテインの最高傑作にふさわしいプレワークアウトサプリといえるでしょう。

付属品は20gスプーン

ザプレワークアウトプラスには、20gの計量スプーンが付属しています。

最初はパウダーの中に埋もれていることもあります。

そういう時は、箸で突いて探す方法がおすすめです。

1回の推奨量は18gなので、2g分少なめに入れるといいでしょう。

ザプレワークアウトプラスは湿気があると固まりやすい性質です。

中のシールは完全にはがさず、摂取後はしっかりとキャップを締めるようにしましょう。

ザプレワークアウトプラスの味レビュー

ザプレワークアウトプラスは液体への溶けがとても良いです。

シェイクしなくても、シェイカーをワインのように回すだけで簡単に溶けます。

液体の量は300～400mlが推奨されていますが、多すぎると味が薄くなり美味しくないです。

個人的には、250mlぐらいが味が濃くて溶け残りもなくおすすめです。

パウダーの状態だとただの粉に見えますが、溶かすとフェーズテックの緑色のカプセルが入っていることが分かります。

では、3つのフレーバーの味レビューを順に紹介します。

オレンジマンゴー味

個人的に一番おすすめなのは、オレンジマンゴー味です。

溶かすとキャロットジュースのような鮮やかなオレンジ色になります。

嗅ぐとマンゴーの甘酸っぱさのあるいい香りがします。

味はマンゴージュースにオレンジをちょい足した感じで、少し酸味が効いています。

このまま清涼飲料水として販売できるぐらい、抜群においしい味です。

サワーグミ味

パウダーは白色ですが、溶かすとミルクティーのような色になります。

味にサワーとついていますが、酸味はそれほど強くありません。

酸味と甘みが組み合わさったなんとも言えない味で、グミのような味としか言いようがないです。

不味いわけではないですが、特別おいしくもない、何とも変わった味です。

レインボーキャンディー味

パウダーは白色ですが、溶かすと濃い紫色になります。

パウダーに鼻を近づけて嗅いでみると、外国のキャンディー独特のいい匂いがします。

味は駄菓子のグレープ味のような感じで、ほんのり酸味があっておいしいです。

ファンタグレープから炭酸を完全に取り除き、甘味を弱くした感じでしょうか。

3つの中では2番目におすすめの味です。

ザプレワークアウトプラスレビューのまとめ

マイプロテインの最高級プレワークアウトサプリ「ザプレワークアウトプラス」をレビューしました。

安い時期に購入しても1杯200円を超えるサプリですが、その効果は間違いありません。

私はこのサプリを1年以上毎日トレーニング前に飲んでいますが、これを飲む前と比較すると、トレーニングの質が大幅に向上しました。

特にパンプアップについては、トレーニング中にこんなに筋肉が大きくなるのかと思わず笑ってしまうほどでした。

また、プレワークアウトプラスは飲んで5分くらい経つと、全身にピリピリと電気が走るような感覚があります。

特に目の周りや耳、手の甲といった皮膚が薄い部分は、かなり強烈に痺れます。

これは、βアラニンによるベータアラニンフラッシュという現象で、セルコアC4など他メーカーのプレワークアウトサプリより強めに感じます。

害もなければ益もない副作用の一種ですが、自分がスーパーサイヤ人になったような気分で楽しいです。

実際にトレーニングへのモチベーションが格段に上がるので、ハードワークで追い込みたい日には欠かせません。

まだ体験したことがない方は、一度試してみるのがおすすめです。

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