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錦ゴリラ
自宅の車庫をホームジムにして、週6でトレーニングしている筋トレ大好きな4児のパパトレーニーです。

現在のプロレスラー体型からボディビルダー体型を目指してダイエットしてます。

2016年の日本上陸前からマイプロテインを愛用している、自称世界一のマイプロテインマニアです。マイプロ月間VIPは30ヵ月以上継続中!

マイプロテインを中心に、ワークアウトにおすすめな筋トレグッズなどを紹介します。

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マイプロテインの安全性。ネズミ混入事件から検証。

マイプロテインに混入していたネズミ
マイプロテインの安全性

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2016年に日本初上陸を果たした、ヨーロッパNo.1スポーツサプリブランド「マイプロテイン」。

圧倒的に安い価格設定で、日本でも急速にファンを増やしています。

そんなマイプロテインですが、2017年4月、ショッキングなニュースが世界に流れました。

マイプロテインの商品に、ネズミが混入していたというニュースです。

そこで今回は、この「マイプロテイン ネズミ混入事件」の真相を紐解きながら、マイプロテインの安全性について検証していきます。

マイプロテインの購入を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

目次

マイプロテインネズミ混入事件の経緯

事件の発生

マンチェスターの街

c Pixabay

事件が発生したのは、2017年4月11日。

場所はイギリスの北西部の都市マンチェスターにある、レブンシュルムという街です。

人材紹介会社で働く、Adam Brenton 氏(25)が、トレーニング後、マイプロテインの「IMPACT DIET WHEY」を飲もうとしました。

しかし、付属のスプーンでパウダーをすくう際、違和感を感じたそうです。

気になってパウダーをかき分けると、なんと中に、埋もれて死んでいるネズミを発見。

マイプロテインに混入していたネズミ

Adam 氏がこのプロテインを開封したのは、同年3月20日。

出荷前に混入していた場合、約3週間もネズミ入りプロテインを飲んでいたことになります。

事件の広がり

怒ったAdam 氏は、マイプロテインに抗議。

健康を害されたとして賠償請求を起こしました。

また、ネズミ入りプロテインの写真を撮り、自身のSNSに掲載しました。

このショッキングな写真は、すぐにマスコミの目に留まります。

翌12日には、イギリスで最も古いタブロイド紙「The Daily Mail」のオンライン版に掲載され、瞬く間に世界中にニュースが広がりました。

※マイプロテインの要請により、現在は記事が削除されています。

遠く離れた日本でも、ボディビルダーの山本義徳 氏やダルビッシュ選手などが関連ツイートをしたことで、大きな話題となりました。

マイプロテインによる調査

マイプロテイン報告書

c Hut.com

Adam 氏からネズミ入りプロテインを受け取ったマイプロテインは、すぐに調査を開始。

そして、この商品が2017年3月9日に生産され、3月12日に注文されたことを突き止めました。

また、ネズミの検死解剖を「Ecolab Inc.」という、世界 170 ヵ国以上で食品衛生の向上を目指す、食の安全における世界的なリーディングカンパニーに依頼しました。

こちらが、事件発生からわずか3日後に公表されたEcolab Inc.の検査結果です。

ECOLAB-Pathology-Report-14th-April-2017.pdf

この結果から、プロテインから発見されたネズミは、死後7~14日であることが判明しました。

Ecolab Inc.がネズミを受け取った日は4月12日なので、逆算すると3月29日~4月5日の間に死亡していることになります。

そうなると、もし出荷前にネズミが混入していた場合、密閉されたパウダー内で、20日以上もネズミが生存したことになります。

これはさすがに無理がある話です。

また、Adam 氏がプロテインを開封したのが3月20日なので、1週間以上、生きているネズミがパウダーの中にいることに気が付かないのも不自然です。

そのため、出荷前にネズミが混入した疑惑は、無事に晴れました。

ネズミは開封後、Adam 氏の家で入り込んだことが証明されたのです。

時系列でまとめると次の通りです。

3月9日 マイプロテインがプロテイン製造
3月12日 Adam 氏がプロテインを注文
3月20日 Adam 氏がプロテインを開封
3月29日
ネズミが死亡
4月5日
4月11日 Adam氏がネズミ発見
4月12日 Daily Mail U.K.が報道
4月14日 Ecolab Inc.が検査結果公表

マイプロテインの安全性について

ネズミの混入事件は、食料品を扱うマイプロテインにとって、会社の存亡すら脅かすものでした。

しかし、コアなマイプロテインファンは冷静に見ていたようです。

ここからは、マイプロテインの安全性について紹介します。

マイプロテインの製造工場

この動画は、実際にマイプロテインの商品を作っている工場の様子です。

マイプロテインでは、生産ラインのオートメーション化と品質管理に莫大な投資をしています。

完成した商品は、医薬品にも使用されている「近赤外分析(NIR)」、2.5 mm以上の異物を含む製品を100%拒絶する「X線装置」、最終的な「視覚チェック」により、一つ一つチェックされています。

ネズミが入り込む余地は、どこにもありません。

マイプロテインの品質基準

マイプロテインの品質

c Hut.com

マイプロテインの商品は、数多くの第三者認証機関によって認められています。

英国小売協会(BRC)
AA Grade(最高評価)
英国認証機関認定審議会(UKAS)
Quality Partner
英国食品基準庁(FSA)
5つ星(最高評価)

これらは、原料の受け入れから製品の出荷まで、細かい条件を定めている「EU-GMP」や、イギリスの法的要件をはるかに上回る基準です。

日本では国産が良しとされる傾向があります。

しかし、日本より厳しい品質基準があるイギリスにおいて、これほど高い評価を受けているので、安全性に関しては、むしろ国内メーカーよりも高い水準と考えていいでしょう。

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