足痩せ・むくみ解消・冷え性改善など、色々な効果がある着圧レッグウェア。
菜々緒さんが広告塔の「メディキュット」、新川優愛さんが広告塔の「スリムウォーク」は、テレビCMでもよく流れているので、知っている人も多いでしょう。
着圧レッグウェアには、着圧レギンス、着圧ソックス、着圧タイツ、着圧スパッツ、着圧トレンカなど、100種類以上の商品があります。
しかし、本当に効果がある着圧レッグウェアは一握りです。
市販されている着圧レギンス、着圧ソックスの中には、残念ながら、足痩せやむくみ解消などの効果が期待できない商品も数多くあります。
そこで今回は、効果が期待できない着圧レギンス、着圧ソックスの共通点を紹介します。
着圧レッグウェア選びの参考にしてください。
効果が期待できない着圧レギンス
段階着圧設計じゃない
着圧レギンスは、ただ締め付けがきついだけでは効果がありません。
医療用の弾性ストッキングと同じ「段階着圧設計」になっていて、はじめて効果が期待できでます。
段階着圧設計とは、足首からふくらはぎ、太ももにかけて、徐々に着圧が弱くなる設計のことです。
これにより、深部にある静脈を締め付けることでき、筋ポンプ作用が働いて、重力に逆らって心臓に運ばれる静脈血流を促進することができます。
しかし、市販されている着圧レギンスの中には、ただ締め付けがきついだけの商品もあります。
このような商品は、足が圧迫されているだけなので、むしろ血流が滞る危険性すらあります。
選ぶときは、パッケージにきちんと「段階着圧設計」と記載されているか確認しましょう。
段階着圧設計が確認できない商品
・マジカルジュエリーレッグ
・マジックレッグスタイリスト
・スリムメイク美脚
・テーピング美脚スパッツ
足首の着圧が弱い
パッケージに「段階着圧設計」と記載されていても、まだ注意が必要なポイントがあります。
足首、ふくらはぎ、太もも、それぞれにかかる加圧レベルを確認しましょう。
加圧レベルは「hPa」または「mmHg」という記号で表されており、いずれも数字が高いほど着圧が強くなります。
注目したいのは、足首とふくらはぎの加圧レベルです。
前述のとおり、血流を改善するための段階着圧設計は、足首が最も着圧が強く、ふくらはぎにかけて徐々に着圧が弱くなる必要があります。
しかし、一部の市販されている商品の一部は、足首よりふくらはぎの着圧が強くなっています。
これはおそらく、足首にゆとりを持たせることによって、履き心地の向上を狙っているのでしょう。
確かに、足首に余裕があると、履きやすくなるなどのメリットがありますが、足首とふくらはぎの着圧が逆では、肝心の筋ポンプ作用が効率よく働きません。
むしろ、ただ締め付けがきついだけのレギンスと同様、血流が滞る危険性があります。
選ぶときは、足首がふくらはぎよりも強い着圧があるか確認しましょう。
足首とふくらはぎの着圧が逆の商品
・エクスレッグスリマー
・Sulali Slim(スラリスリム)
おすすめの着圧レギンス・タイツ
キュットスリム(Q’tto Slim)
日本最大の客室乗務員団体「一般社団法人日本CA協会」の推薦を受けているストッキングメーカー、キュットスリムの着圧レギンス・タイツです。
上級者用着圧ストッキング「キュットスリム プロ」をベースに作られています。
着圧による美脚効果だけでなく、お尻を美しく見せるヒップアップ効果、下腹部の膨らみを抑えるカバー効果、骨盤の位置を安定させるガードル効果など、下半身を総合的にサポートしてくれます。
140デニールとしっかり厚みがあって透け感がないなど、ファッション性の高さも魅力です。
メディキュットやスリムウォークと比較すると高めの価格設定ですが、品質、機能性ともに、着圧レギンス・タイツの中では、群を抜いている商品です。
おすすめの着圧ソックス
ビキャクイーン(BIKYAQEEN)
歌手の倖田來未さんがプロデュースしている、純国産の着圧ソックスです。
素材にはプロ登山家の三浦雄一郎さんも愛用する「光電子®繊維」を採用しており、着圧だけでなく、遠赤外線のふく射でも、血行とリンパの流れを解消することができます。
春夏はムレの抑制、秋冬は保温の冷えとり効果があり、オールシーズン履くことができます。
着圧は、足首30hpa、ふくらはぎ20hpaと強めですが、足先とかかとをゆったりと編み込んでいるため、圧迫感はあまり感じません。
他にも、抗菌・防臭・吸汗・速乾など、様々な機能性が盛り込まれており、靴下として文句のつけようがない商品です。
圧倒的な加圧力があるため、短期間で足痩せ・むくみ解消を目指している人におすすめです。
商品名はちょっとダサいですが、ファッション性と機能性を兼ね備えた、究極の着圧ソックスといえるでしょう。
まとめ
効果があまり期待できない着圧レギンス&ソックスの共通点を紹介しました。
大切なのは、ちゃんと段階着圧設計になっているかどうかです。
ただの締め付けがきついレッグウェアでは、履くことでかえって血行が悪くなることも考えられます。
正しい着圧レギンス&ソックスを選びましょう。