HMBサプリとプロテイン、どっちを優先して飲むべきか。
どちらも同じく「筋肉がつくサプリ」という触れ込みのため迷う人も多いかもしれません。
そこで今回は、HMBサプリとプロテインの違いを比較して解説します。
そして、HMBサプリとプロテイン、どっちを優先的に飲むべきか、結論を出していきます。
HMBサプリとプロテインのどっちを飲むべきかで揺れている人、併用の仕方に悩んでいる人は、是非参考にしてください。
HMBサプリとは
HMBが主成分のサプリ
HMBサプリは、HMBを主成分にしているタブレットタイプのサプリです。
HMBに加えて、クレアチンやBCAA、グルタミンなど、筋肉の合成促進、分解抑制に効果のある成分を複数配合しています。
HMBサプリには、HMBだけ配合のパウダータイプもありますが、本記事では、タブレットタイプのHMBサプリを比較の対象としています。
プロテインとは
タンパク質が主成分のサプリ
プロテインは、その名のとおりタンパク質(Protein)の塊です。
原料や精製方法によって、ホエイプロテイン、ソイプロテイン、カゼインプロテインなど、いくつかの種類があります。
本記事では、最も一般的な、牛乳から精製したホエイプロテインを比較の対象としています。
HMBサプリとプロテインの違い
配合成分の違い
HMBサプリとプロテインは、よく対立関係の構図で紹介されます。
しかし本来、HMBサプリとプロテインは競合するものではありません。
むしろ、とても親和性が高い関係があります。
HMBサプリの主成分であるHMBは、人間の体内では合成できない必須アミノ酸の一つ「ロイシン」の代謝産物です。
摂取したロイシンの約5%がHMBに代謝されます。
一方、プロテインの主成分は、タンパク質です。
タンパク質は、20種類のアミノ酸がペプチド結合した化合物なので、その中には当然、HMBを代謝するロイシンも含まれています。
食事で例えると、定食がプロテイン、定食の中の味噌汁がロイシン、味噌汁の中の豆腐がHMB、というイメージです。
つまり、HMBサプリとプロテインは全く違う成分ではなく、一部が包含関係にあるといえます。
効果の違い
HMBサプリとプロテインは、どちらも筋肉の合成促進、分解抑制に効果を持ちます。
しかし、その役割は少し違います。
HMBサプリは、筋肉の合成を促進し、分解を抑制する効果に特化しているサプリです。
摂取することで、身体を筋肉搭載モードに切り替えることができます。
単位量当たりの筋肉の合成力はプロテインを上回っています。
一方、プロテインは、広範囲のアミノ酸をカバーしているサプリです。
摂取することで、筋肉の合成に必要な栄養を、身体に網羅的に供給することができます。
筋肉作りを家作りで例えると、プロテインは材料、HMBは現場監督のイメージに近いです。
プロテインだけでは、材料が豊富でも現場監督が不在のため、効率よく家が作れません。
反対に、HMBだけでは、的確な筋肉合成の指示があっても、材料がないため家は作れません。
飲むタイミングの違い
HMBサプリとプロテインでは、おすすめの飲むタイミングが違います。
HMBには、トレーニング中の筋肉分解を抑制し、筋肉痛を大幅に軽減する効果があります。
そのため、おすすめの摂取タイミングはトレーニング前です。
アミノ酸より身体への吸収が早いため、トレーニング約20分前に摂取するといいでしょう。
一方、プロテインの主な役割は、トレーニング後の栄養補給です。
そのため、身体の吸収力が高まっているトレーニング後30分以内の摂取がおすすめです。
もちろん、トレーニング前のプロテイン、トレーニング後のHMBサプリにも効果があります。
しかし、メインの使い方は、HMBがトレーニング前、プロテインがトレーニング後、と覚えておきましょう。
HMBとプロテイン、どっちを飲むべきか
前述のとおり、HMBとプロテインは、似たような効果を持っているますが、役割が少し違います。
そのため、どっちを優先的に飲むべきかは、人によって変わります。
HMBを飲むべき人
食生活が充実している人
食事から十分な量のタンパク質が摂取できている人であれば、プロテインを飲む必要はありません。
HMBサプリをトレーニング前に飲むだけで、今まで以上に筋肉がつくはずです。
おおよそ体重×1.5gのタンパク質を摂取できていれば問題ないでしょう。
体重60kgの人であれば、1日約90gのタンパク質量が目安になります。
また、筋トレ初心者は、トレーニング経験者よりも、HMBの効果が出やすい傾向があります。
3食以上を安定して食べている場合は、プロテインよりもHMBの方が、効果を実感しやすいでしょう。
筋肉を残してダイエットしたい人
筋肉の合成促進効果が注目されがちなHMBサプリですが、実は筋肉の分解抑制効果も優れています。
特に威力を発揮するのが、筋肉を落とさずに減量をしたい時です。
ダイエットは、摂取カロリーが消費カロリーを下回るようにコントロールし、脂肪を燃焼させる作業ですが、通常のカロリー制限では、脂肪だけでなく、筋肉も一緒に失ってしまいます。
HMBは、摂取することで、筋肉よりも脂肪の分解を優先することができるため、筋肉の損失を食い止めることができます。
また、プロテインよりもカロリー自体が低いため、カロリーコントロールも容易です。
プロテインを飲むべき人
食生活が安定しない人
食事から十分なタンパク質が摂取できていない人は、HMBサプリよりもプロテインを優先的に飲むべきです。
HMBで筋肉の合成を促進しても、タンパク質という材料がなければ筋肉は合成されません。
1日3食以上を安定的に取れない人、インスタント食品ばかり食べている人は要注意です。
まずは、摂取できない食事をプロテインで置き換えましょう。
タンパク質量が不十分の状態での筋トレは、逆に筋肉が低減する危険性もあります。
とにかく身体を大きくしたい人
遺伝的、体質的に太りにくい、筋肉が付きにくい人を「ハードゲイナー」といいます。
そういう人は、まず身体を大きくすることが大切です。
そのため、HMBよりもプロテインを優先的に飲んで、カロリーの摂取量を上げましょう。
特におすすめなのが、ウェイトゲイナーという、炭水化物が豊富に含まれているプロテインです。
ハードゲイナーの場合、多少無理をして、1日に3回程度プロテインを飲まなければ、身体が大きくならないケースが多いです。
併用すべき人
お金に余裕がある人
最も理想的なのは、やはりHMBサプリとプロテインを併用することです。
そのため、お金に余裕がある場合は、なるべく併用した方がいいでしょう。
併用により、HMBサプリとプロテインの欠点を補いあい、効率よく筋肉をつけることができます。
HMBサプリとプロテインの、最もスタンダードな併用方法は次のとおりです。
トレーニング前
HMBサプリ3粒(1,200mg)
トレーニング後
HMBサプリ2粒(800mg)、プロテイン30g
おすすめのHMBサプリ
バルクアップHMBプロ
メーカー:株式会社bonds
定期価格:5,250円
返金保証期間:90日間
配合成分数:6種類
HMB配合量:2,000mg
粒数(入数):150粒
粒数(一日):5粒
【HMB1mgあたり】
5,250円÷(2,000mg×150粒÷5粒)
バルクアップHMBプロの特徴
現役プロレスラーやフィジーク選手など、プロアスリートにも愛用者が多いHMBサプリです。
国内産の高品質なHMBが、業界トップクラスの2,000mg配合されています。
さらに、クレアチン、BCAA、グルタミンという筋肉の成長を促進する3大サポート成分、タンパク質の合成に関わるビタミンB2などが配合されおり、通常のトレーニーであれば、これ以外のサプリは不要です。
それでいて、HMB1mgあたりの値段が0.1円を下回る、圧倒的なコスパの良さを誇ります。
HMBサプリは現在、数多くのメーカーが販売していますが、品質、価格、信頼性、全てにおいて群を抜いている、2018年現在、最もおすすめのHMBサプリです。
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おすすめのプロテイン
IMPACT ホエイプロテイン
基本情報
メーカー:マイプロテイン(MYPROTEIN)
価格:9,770円
味:53種類
タンパク質量:21.0g
タンパク質含有割合:84.0%
【1杯あたり】
9,770円÷5,000g×25g = 48.85円
IMPACT ホエイプロテインの特徴
ヨーロッパ人気No.1のサプリブランド「マイプロテイン」のプロテインです。
SAVASやDNSなど、国内メーカーのホエイプロテインが1杯70円以上する中、一杯50円以下という、圧倒的なコスパを誇ります。
それでいて、タンパク質含有量が84%と非常に高く、品質も申し分ありません。
フレーバーも53種類と異常に豊富なので、飽きずに飲むことができます。
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まとめ
HMBサプリとプロテイン、どっちを飲むべきかを説明しました。
結論は、可能な限り併用すべき、ということになります。
HMBサプリとプロテインは、それぞれの欠点を補完しあうサプリです。
そのため、効率よく筋肉をつける、あるいは筋肉を残してダイエットするためには、併用するのがベストです。
コスパの高い商品を選べば、併用してもひと月あたり1万円もかかりません。
無駄なサプリに手を出さず、トレーニングサプリはHMBとプロテインに絞るといいでしょう。
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