ホームトレーニングの最重要アイテムであるダンベル。
このサイトでは前回、自宅用におすすめのダンベルをランキングで紹介しました。
重さの調整が簡単なダイヤル式アジャスタブルダンベルではなく、一般的なスピンロックダンベルで本格的に筋トレをする場合、ダンベルを複数所有すると、飛躍的に筋トレ効率が上がります。
しかし、複数のダンベルを所有する時に問題になるのが、ダンベルの置き場所です。
ダンベル1セットであれば、部屋の隅においておけばそれほど邪魔にもなりませんが、複数ある場合は、その辺に放置しておくのは、見栄えが悪く、部屋も狭くなり、何より危険です。
かといって物置にしまうと、今度は出すのが面倒で、筋トレのモチベーションが下がります。
そこで今回は、ダンベルをコンパクトに収容できる、おすすめのダンベルラックを紹介します。
部屋の中に何本かダンベルが転がっている方、これからダンベルを購入する予定がある方は、ぜひ参考にしてください。
ダイヤル式アジャスタブルダンベル専用のダンベルラックも紹介します。
ダンベルラックの種類
アジャスタブルダンベル専用
ダイヤル式アジャスタブルダンベル専用のダンベルラックです。2枚あるプレートに、アジャスタブルダンベルの台座を固定して使用します。
メリット
〇 広い設置スペースが不要
〇 キャスター付き簡単に動かせる
デメリット
〇 組み立てが大変
ヨコ型
多くのスポーツジムに置いてある、おなじみのダンベルラックです。2段、3段になっている商品もあり、10セット20本以上のダンベルが置けるラックもあります。
メリット
〇 出し入れが簡単
〇 太いシャフトも置ける
デメリット
〇 広い設置スペースが必要
タテ型
ピラミッド状になっている、ダンベルラックです。大きいダンベルを下に、小さいダンベルを上に置きます。中には、四角柱の形で、4面にダンベルが置けるラックもあります。
メリット
〇 広い設置スペースが不要
デメリット
〇 出し入れが不便
〇 太いシャフトが置けない
おすすめのダンベルラック
アジャスタブルダンベル専用
アジャスタブルダンベルラック
サイズ:W67×D51×H65cm
重量:17kg
収容本数:2本
定価:9,800円
アジャスタブルダンベル専用のダンベルラックは現在、いくつかのメーカーが出しています。
どのメーカーのダンベルラックも同じ規格、同じ素材で作られているため、基本的には一緒です。
そのため、〇〇社製ダンベル専用と書いていても、問題なく他メーカーのダンベルも設置できます。
品質についてはむしろ、自分で組み立てるときの出来による部分が大きいでしょう。
ただし、組み立て作業はめちゃくちゃ面倒です。
私が組み立てた時は、部品が足りなかったこともあり、大人2人で約2時間かかりました。
しかし、苦労の割に「腰をかがめず重さ調整できる」程度のメリットしかありません。
はじめから台座がついているアジャスタブルダンベルの場合、ダンベルラックを用意する必要性は少ないでしょう。
ヨコ型
IROTEC(アイロテック)DRWH/DRBK
サイズ:W119×D56×H81.5cm
重量:26kg
収容本数:10本
定価:33,480円
上下段の2段作りになっている、IROTEC(アイロテック)のダンベルラックです。
業務用よりもコンパクトな作りになっていますが、そのあおりを受けたのか、各段5本と2の倍数ではないため、ダンベルをセットで使用する際は、一部重量が上下段に分かれてしまいます。
ホワイトとブラック、2パターンのカラーバリエーションがある、貴重な家庭用ヨコ型ダンベルラックです。
タテ型
Bodysolid(ボディソリッド)GVDR44
サイズ:W68.5×D43×H112cm
重量:15kg
収容本数:12本
定価:23,760円
Bodysolid(ボディソリッド)のダンベルラックです。
最大のメリットは、縦に設置するため、広い設置スペースを必要としない点です。ヨコ型ダンベルラックの約半分のスペースで済みます。
置けるシャフトの直径が30mm以下(標準は28mm)なので、ファットグリップシャフトは設置できません。
また、プレートの幅が広い高重量ダンベルの場合、プレート同士がぶつかり、12本の収容数を置けない場合があるので、注意が必要です。
とはいえ、自宅に6セット12本のダンベルを持っている人も少ないでしょうから、たいていの人は実用に問題ないことでしょう。