肌にピッタリとフィットし、適度な着圧を与えることによって、筋肉疲労の軽減、最大筋力の向上、快適性の向上に効果のあるコンプレッションウェア。
以前このサイトでもその驚くべき効果について記事にしました。
今回は、そんなコンプレッションウェアの中でも、高品質で人気のブランド「SKINS(スキンズ)」の商品を紹介します。
SKINS(スキンズ)とは
オーストラリア発のブランド
スキンズは、1996年にオーストラリア人のスキーヤーであるブラッド・ダフィによって創立されたコンプレッションウェアを専門とするブランドです。
誕生以来、口コミで人気を広げ、現在では世界30カ国以上のトップアスリートに愛用されています。
日本における展開
日本では、umbro(アンブロ)やle coq(ルコック)などの有名スポーツブランドを国内展開している、株式会社デサントが商標権をもっています。
ブランドアンバサダーとして、競泳の北島康介選手、プロ野球の大谷翔平選手、サッカーの遠藤保仁選手など、各スポーツを代表する、そうそうたるアスリートが起用されています。
SKINSの歴史
6年の試行錯誤
創業者のダフィ自身は研究者ではなかったため、最初の商品が完成するまでには、2年の構想と4年の研究開発という、長い年月がかかりました。
「着るサプリメント」というコンセプトのもと実施された研究開発には、NASAの研究者をはじめとする、多くの専門家が参加し、6年目の2002年に第1号となる商品が完成しました。
現在では、地元オーストラリア理学治療協会(APA)から唯一、コンプレッションアンダーウェアの承認を受けています。
SKINSの特長
動作段階的着圧
スキンズ製品の最大の特徴は、スキンズの登録商標であるアクセレレーションテクノロジーによって生み出された「動作段階的着圧」です。
運動中、部位ごとに最適かつ正確な圧力を与えるこの独自技術は、心臓から遠い部分ほど圧力(コンプレッション)が強く、近くなるほど弱くなるよう設計されています。
この独自の設計は、マイクロファイバーと呼ばれる極細の糸を、縦方向に織り込む手法「ワープニット製法」によって実現しています。
全体のレイアウトは人間工学に基づいて作られており、筋肉の太さや形に添って縫製されています。
SKINSの効果
運動能力の向上
動作段階的着圧は、筋肉のポンプ作用をスムーズにする効果があります。これにより、筋肉への酸素運搬能力が向上し、代謝廃物の除去も促進されます。
結果として、持久力、最大筋力の両方の運動能力が向上します。
筋肉疲労の回復
運動時だけでなく、回復時にも高い効果があります。特に遅発性筋痛(DOMS)に効果的です。遅発性筋痛は、通常トレーニングの約8時間~24時間後に発現し、48時間以上続きます。
SKINSを着用した場合、8時間後の痛み、筋肉の脱力、緊張が大幅に改善されることが多くの実験から立証されています。
個人差はありますが、多くの使用者が、実感として遅発性筋痛を感じなくなります。
SKINSのラインナップ
A400
激しい運動にも耐えることができる、SKINSのトップモデルです。練習着や試合用ユニフォームのアンダーにおすすめです。
素材には、気化熱により身体の熱のこもりを抑える、新しいクーリング素材「HEIQ ADAPTIVE」が使用されています。
トップス
メンズ
レディース
ボトムス
メンズ
レディース
RY400
運動時ではなく、オフタイムにおける着用をコンセプトととして開発されたコンプレッションウェアです。
同じ姿勢を保ち続ける長距離ドライブや、日常のデスクワークなどでの使用におすすめです。
しっかりとしたフィット感を維持しながらも、シーム(縫い目)が最小限に抑えられており、着ていることを意識しにくい特徴があります。
トップス
メンズ
レディース
ボトムス
メンズ
レディース
DNAMIC
運動時とオフタイム、どちらもにも使用できることで人気のあった、A200シリーズの進化版です。
A400とRY400を掛け合わせたようなこのシリーズは、24時間着用しても違和感がありません。日常での使用から、練習着のアンダーとしての使用まで、幅広く使用することができます。
アシンメトリーデザインで設計されており、機能だけでなく、デザイン性も優れています。
トップス
メンズ
レディース
ボトムス
メンズ
レディース
まとめ
SKINSの特徴は、なんと言っても「動作段階的着圧」です。人間工学に基づいた、この独自の設計により、運動後の回復力を最大限にまで高めることができます。
「着るサプリメント」のコンセプトどおり、ワコールのコンプレッションウェア「CW-X」よりも、オフタイムでの着用を意識して作られおり、運動時以外の着用にもおすすめです。