スポーツをする際、最も気を付けなければいけないのが「怪我」です。特に、重たい重量を扱うウェイトトレーニング(筋トレ)において、小さなのミスが大きな怪我に繋がることもあります。
怪我のリスクを下げるためには、適切なトレーニングシューズを選ぶことが重要です。
トレーニングシューズ選びを間違えると、集中力が下がり、怪我のリスクがぐっと高まります。その結果、トレーニングの質が下がり、なかなか結果が出なくなるでしょう。
そこでここでは、スポーツジムや体育館で、ウェイトトレーニグ(筋トレ)をする時におすすめのシューズを、ランキング形式で紹介していきます。
ウェイトトレーニングに必要な性能
安定感
一番求められる性能は、安定感です。足元のシューズに安定感がないと、バランスを崩しやすく、転倒のリスクが高まります。
ウェイトトレーニグでは、自分の体重よりも重たい重量を扱うことも珍しくありないため、しっかりとした安定感は、怪我の可能性を下げるためには大変重要です。
シューズの安定感は、靴裏のグリップと、足全体のフィット感により高まります。
ウェイトトレーニングに不要な性能
クッション性
ランニングシューズのような、「クッション性」は必要ありません。クッション性のある靴は、膝への負担を和らげてくれますが、地面の感覚をつかむ上では邪魔となります。
また、スクワットなどの高重量で使用を続けた場合、クッション部分の素材が変形してしまうことがあります。そうなると、バランスが崩れ、転倒するリスクが非常に高まります。
トレーニングシューズとしては、靴底が浅く、クッション性が低いシューズがおすすめです。
トレーニングシューズランキング
第1位
ビブラムファイブフィンガーズ KSO EVO
メーカー:Vibram(ビブラム)
発売日 :2015年4月
定 価 :13,824円
重 量 :138g(28.0cm)
5本の足指がそれぞれ独立している、変わった形状のシューズです。KSOは、“Keep Stuff Out”の略で、「余計なものを寄せ付けない」という意味です。抜群のフィット感によって、小石や砂などが靴に入り込まないことから由来しています。
KSO EVOは、KSOシリーズの進化版(Evolution)として、2015年に開発されました。ファイブフィンガーズシリーズの中で、最もバランスの取れているモデルと呼ばれています。
指でしっかりと地面を掴むことができるため、スクワットやデッドリフトなど、重い重量を扱うトレーニングで、抜群の安定感を発揮してくれます。
アッパー部分はポリエステル布製でできており、耐久力と速乾性に優れています。柔らかく、コンパクトな作りになっており、持ち運びにも便利です。また、洗濯機で丸洗いすることもできます。
シューズは男性用と女性用に分かれおり、最近では、男女問わずフィットネスジムで見かけることも多くなってきた、今一番注目のシューズです。
メンズ
レディース
メーカープロフィール
Vibram(ビブラム)は、イタリアに本社を持つ靴底メーカーです。フィットネスシューズだけでなく、登山用のトレッキングシューズやカジュアルシューズの販売もしています。近年では、ファイブフィンガーズシリーズが大ヒットし、世界中で旋風を巻き起こしています。日本では、Barefootinc Japan株式会社が、ファイブフィンガーズシリーズの輸入・販売権を持っています。
第2位
ビブラムファイブフィンガーズ EL-X
メーカー:Vibram(ビブラム)
発売日 :2016年1月
定 価 :12,744円
重 量 :119g(28.7cm)
1位と同じファイブフィンガーズシリーズのシューズです。KSO EVOとは違い、紐やマジックテープがないため、スリッポンのように履ける手軽さが魅力です。
素材の違うラインデザインによって固定されているアッパー部分には、伸縮性に富むメッシュ素材が使用されており、フィット感や通気性も申し分ありません。
アウトソールは厚さ約3ミリと非常に薄く、しっかりと足で地面を感じる事ができます。足腰の踏ん張りが効くため、スクワットなどの高重量でも、5本の指に均等に負荷がかかり、安定感がでます。
KSO EVOと同じく、コンパクトで持ち運びに便利で、洗濯機で丸洗いすることができるため、フィットネスジムでの使用者が急増しています。
世界ボディビル選手権大会(2015年)第3位入賞の日本No.1ボディビルダー、鈴木雅選手も愛用しているシューズです。
メンズ
レディース
日本では取り扱いがありません。
メーカープロフィール
Vibram(ビブラム)は、イタリアに本社を持つ靴底メーカーです。フィットネスシューズだけでなく、登山用のトレッキングシューズやカジュアルシューズの販売もしています。近年では、ファイブフィンガーズシリーズが大ヒットし、世界中で旋風を巻き起こしています。日本では、Barefootinc Japan株式会社が、ファイブフィンガーズシリーズの輸入・販売権を持っています。
第3位
Cael V6.0
メーカー:asics(アシックス)
発売日 :2015年11月
定 価 :12,960円
重 量 :207g(27.0cm)
asics(アシックス)のレスリングシューズです。Caelは、アテネオリンピック、レスリングフリースタイル84kg級の金メダリスト、Cael Sanderson Cael選手の名前から由来します。
随所にメッシュ素材が使用されており、通気性が良く、数あるレスリングシューズの中でも、軽量な作りになっています。
アウトソールに、前足部と後足部が分かれたスプリットソールを採用されており、高いグリップ性があります。
メンズ
レディース
日本では取り扱いがありません。
メーカープロフィール
asics(アシックス)は、鬼塚喜八郎が1949年に神戸で興した「鬼塚商会」を前身とする、日本No.1の総合スポーツ用品メーカーです。特にスポーツシューズに強みを持っており、その高い技術は、NIKE(ナイキ)シューズの基礎にもなっています。東京オリンピック・パラリンピックの国内最高位スポンサー「ゴールドパートナー」です。
第4位
OTOMIX Stingray Escape
メーカー:OTOMIX
発売日 :2014年2月
定 価 :$119.00
プロボディービルダーや格闘家のために作られた、ウェイトトレーニグのためのトレーニグシューズです。靴底が薄く、柔軟性が高いため、高重量でも踏ん張りがききます。
シックなデザインから、強烈な個性を持ったデザインまで、豊富なバリエーションが揃っており、ファッション性が高いのもポイントです。
メーカープロフィール
OTOMIXは、アメリカ合衆国ネバダ州に本社を構えるスポーツ用品メーカーです。1988年に、Mitchell Bobrow氏によって設立されました。Bobrow氏は、第一回世界空手道選手権(1969年)に、アメリカ代表として参加した経歴を持つほどの有名な元格闘家のため、同社の商品は、格闘技やウェイトトレーニングに関連する商品が中心です。
第5位
Combat Speed 4
メーカー:adidas(アディダス)
発売日 :2013年6月
定 価 :14,250円
重 量 :218g(27.0cm)
Adidas(アディダス)で一番人気のあるレスリングシューズです。アウトソールの一部にスウェード素材を使用しており、高いグリップ性を維持しながら、様々な動きに対応することができます。
通気性が良く、Cael V6.0ほどではありませんが、なかなかの軽量です。豊富なカラーバリエーションがあり、普段履きもできる、カジュアルでお洒落なシューズです。
メンズ
レディース
販売されていません。
メーカープロフィール
adidas(アディダス)は、ドイツ・バイエルン州に本社を置く、世界3大スポーツ用品メーカーの一つ。創設者であるアディ・ダスラーによって、1949年に商標登録されているロゴ「スリーストライプス(3本線)」でおなじみです。サッカー日本代表のオフィシャル・サプライヤーとしても知られています。