筋肉の分解を抑制し、合成を促すという、肉体改造を目指す人にとっては、非常に魅力的な効果を持つサプリメント「HMB」。
前回は、そんなHMBの効果や、正しい飲み方などを紹介しました。
しかし、スポーツサプリメントの世界では、HMBの他にも、筋肉の分解を抑制し、合成を促す効果のあるサプリメントが存在します。
それが、バリン、ロイシン、イソロイシンから構成される「BCAA」です。
今回は、そんな二つのサプリメント、どっちを摂取したらいいのか、その効果の違い、使い分けの方法について見ていきます。
HMBとは
ロイシンに特化したHMB
HMBは、BCAAの構成要素の一つでもある、必須アミノ酸「ロイシン」の代謝産物です。
そのため、HMBは、BCAAの中でも最もコアな働きをする、ロイシンに注目したサプリメントといえます。
HMBを1gを体内で生合成するためには、約20gものロイシンが必要なため、ロイシンの効果をピンポイントで実感したい場合は、BCAAよりもHMBを摂取する方が、遥かに効率的です。
HMBの効果
〇 筋肉の分解抑制
〇 筋肉の合成促進
BCAAとは
バランスに優れたBCAA
BCAAは、ロイシンに加えて、バリンとイソロイシンという、他の二つの必須アミノ酸も含んでいます。
バリン、ロイシン、イソロイシンの比率はメーカーによって違いますが、1:2:1の比率の時、BCAAの効果を最大限まで高めることができると言われています。
BCAAの効果
〇 筋肉の分解抑制
〇 筋肉の合成促進
〇 持久力の向上
HMBとBCAAの違い
長時間のトレーニング
長時間のトレーニングに向いているのは、持久力の向上効果があるBCAAです。
ハイボリュームトレーニングを行う場合、重要なことは、最終セットまでトレーニングの質をキープすることです。
BCAAには、血中の乳酸濃度を抑える作用があるため、1時間以上のワークアウトや、ランニングの前に摂取することで、疲労を感じにくく、最後まで質の高いトレーニングをすることができます。
短時間のトレーニング
30分以内の、短時間で行うトレーニングでは、HMBの摂取がおすすめです。
HMBは、高強度のトレーニングにおいて、最も効果を発揮しやすいという性質を持っており、高重量、低回数で行うと効果的な筋力アップ、筋肥大を目指すトレーニングにおいては、BCAAよりも筋肉の分解を抑制してくれたという研究結果もあります。
この傾向は、普段から筋トレを習慣にしているトレーニング経験者よりも、トレーニング初心者に顕著にみられます。
まとめ
BCAAと異なり、HMBはまだまだ歴史が浅く、研究途中のサプリメントのため、その効果については専門家によって大きく分かれています。
実際、BCAAはほぼ全てのボディビルダーが、摂取していますが、HMBをレギュラーで摂取しているボディビルダーはそれほど多くありません。
しかし、トレーニング初心者においては、目を見張るような著しい除脂肪体重増加の効果があるのも事実です。
普段運動をあまりしない人が、短期間でベストなパフォーマンスを出すために使うのがHMB。
普段から筋トレをしている人が、パフォーマンスを落とさないために使うのがBCAA。
そう覚えるといいでしょう。
HMBとBCAAのダブル配合サプリ
HMBとBCAA、どちらも捨てがたいという方には、両方が配合されている「筋トレサプリ」がおすすめです。
最近の筋トレサプリにはさらに「クレアチン」や「グルタミン」も配合されているため、筋肉の成長に必要な栄養補給は、おおよそ、筋トレサプリだけで賄えてしまいます。
ここでは、そんな筋トレサプリの中でも、特におすすめの商品を紹介します。
株式会社bonds
バルクアップHMBプロ
基本情報
内容量:150粒
1食分の粒数 :5粒
1食分のHMB量:2,000mg
配合成分数:6種類
通常価格:11,700円
定期価格:5,950円
注目のポイント
プロレスラーのYAMATOさん、ボディビルダーとしても活躍している筋肉芸人ジャスティス岩倉さん愛用のサプリです。
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